【11月3日】ベンジャミン講演会

東大駒場書籍部でベストセラーになった「カルチャーショック ハーバードvs東大」(大学教育出版)の著者、ベンジャミン氏を迎えて、出版記念講演会を行いました。
ベンジャミン氏が通ったハーバード大学と東大の双方の視点から、大学の使命は何か、何のために大学にいっているのか、参加者一同とても考えされられ、また、活発な議論が展開されました。

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↑大学のあり方に関して日本社会に様々な論議を生み出している在日米国人ベンジャミン氏。東京新聞に特集記事がだされるなどマスコミも注目している。

すごく有意義&楽しめました。次の企画として、高校生と一緒に、大学に行く理由について考える機会をもっても面白いですね。


・大学の使命は、自主的に考え、行動する人材を育てるところだと思うし、大学を離れたあともそうあり続けられるためのものだと考えた。
・日本の大学の授業にも「大講堂での講義のあと、少人数でわかれてディスカッション」という形式を取り入れたらいいと思った。
・ ベンジャミン氏は「①大学は社会に貢献できる人材を育成する場」であり、「②様々な背景・個性・能力の違いが大学と社会に活力を生み出す」という前提で話をしていた。日米の文化背景の違いはあるが、日本としても、これからは、こうした考え方を取り込んでいく必要がある。
・米国人から見たら日本の大学は不思議な点が多いのだろう。逆に、日本の大学の良さはどこなのか、米国の大学の課題は何なのか、もう少し議論したかった。
・「社会に貢献する学生」といったときに、米国では民主主義をあらわし、日本では企業をあらわしているのかもしれないと考えた。

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