多文化共生のために

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12月11日、国ボ21メンバーで「多文化共生のために」というテーマでディスカッションをおこないました。今の日本の現状と私たちの目指すべき社会を明確にしていく、意義深いものとなりました。以下はその議事録です。
■多文化共生社会のゴール■
・ひとつになりたい、という気持ちが共有されている社会
・互いの文化を尊重できる
・世界人、地球市民の一員としての意識
・心のなかに国境がない
■日本社会の現状■
・在日外国人に対して冷たい。「なんだ、外国人か」と言われる(モンゴル人) ※もちろん暖かい人もいる
・日本の文化の枠に在日外国人を押し込もうとする傾向
(郷に入れば郷に従え。従えないのなら帰れ)
・島国としての歴史。外国人慣れしていないという背景。
   ↓
外国人だけでなく、世代の違い、性格の違い、能力の違いなど異質な人に「この人と私は違う」という線引きをして、人間関係を断絶しようとする傾向
(無関心は最大の罪。偏見・誤解が生じる)
■多文化共生の社会に変えるために~私たちのアクション~■


・世界のすべての人がひとつになりたい、という気持ちを持ち、
 異質な相手に関心をもち、理解しようとする人が増えていけ 
 ば、世界をひとつにする方向にもっていけるのではないか
 (違いを感じる相手の立場に立てるのか、自分の考えを相手に強制するかの違い)
・外国のことを知ったり、外国人の友だちを持つことで、心の 器が広がる(Globalな視点がもてる)。たとえば、ブッシュさんももし若いころにイラク を旅していて、イラクが好きになっていたら戦争なんてしなかったはず。
・出会いが大切。お互いの国が好きになるような出会い方がしたいものだ。(お互いに相手を理解しようというマインド・セットをもった人同士の出会い)。アジ留としては、GYSF、交流会、スポーツ、ワークキャンプ
・(アジ留の)交流活動を通し、家族のように無条件に相手を思いやる関係をつくることが大事。そして、いつも楽しく、喜びあり、お互いに学びあえる関係になるよう意識する。
・私たち自身にも心の壁は存在する。日本人としての狭い意識も残っている。(アジ留では)まずは自分たちから変わり、社会を変えていこう。
・メンバーひとり一人がであった人に、アジ留の活動を通して感じたことを伝えられる平和の種(小さなリーダー)となろう。そして、そのような平和の種のネットワークをつくろう。
■アジ留メンバーとしての3つのキーワード(案)■
共生coexistence ・・・交流体験を通し、国を越えて家族のように思いやりのある関係を築こう!!
挑戦challenge・・・自分を変え、社会を変えることに恐れずに挑戦しよう!!
平和の種Seeds of peace・・・体験で感じたことを伝える者となり、出会った一人ひとりの心に平和の種を植えていこう。

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