多文化共生社会

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私たちはこの「国際ボランティア21」の活動を通して、世界の子どもたちを幸せにしていきたいし、国内においては「多文化共生社会」を築きたいと思っている。
多文化共生を実現する---という言葉に皆さんはどんな印象を持たれるだろうか。
良いこと? 迷惑なこと?
そう、今の日本にはこの2つの思いが入り交じっているように思う。


日本のなかの外国人感情を考えてみるといい。
たとえばこんな人がいる。
外国人→犯罪をおかす。何考えているかわからない。怖い。
なんていう印象を持っている人がいる。
在日の人に選挙権を与えるか、否かということに対する議論。
→選挙権を与えれば、在日の人たちが日本社会に逆襲してくるのではないか、という恐れ。
私たちが外国に住んでみたとき、そんな印象を持たれたらどうだろうか。
住みにくさと同時に、何ともいえないこの国の人々に対する不信感を抱きはしないだろうか。
すなわち、私たちの日本人の姿勢が、日本にあこがれ外国から来た人たちの心を頑なにしている
といえる。
では、逆に、これら外国人を私たちが心から受け入れることができたらどうだろうか?
・遠くの国からよく来てくれました。ありがとう。(遠くの国から友人を迎えた感情)
・日本という国は、日本人だけのものではなく、世界の人たちのものですよ!という器の広さ
 (他民族社会をよしとする発想。国内のグローバル化)
・他の国の文化からいろいろ学んでいきたい、という謙虚さ。
私たちが外国に住んでみたとき、そんなふうに迎えられたらどうだろうか。
住みやすさと同時に、何ともいえないこの国の人々に対する信頼感を抱きはしないだろうか。
そんな視点をふまえながら、今後も「多文化共生社会」をテーマに、何度も思考を重ねていきたい
と思う。

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