19歳で日本に「ハマっちゃった」~台湾出身Sさん①~

「台湾のお嫁さん、女の人楽よ~、台湾で結婚、オススメ!」と記者を強く勧誘してくれたSさんは、東京の貿易会社で働く元・留学生。落ちついた印象の外見と、熱のこもった語り口、二つの一見相反する要素の共存する、魅力的な方です。第一回はSさんの留学経験をご紹介します。
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↑ アジアンクール・・・話せば熱いSさん
 さて、Sさんの日本初体験は、19歳のとき。お友達と二人で「新幹線で広島から 北海道までを回って、日本にハマっちゃった!」と満面の笑顔で振り返ってくれました。その後、台北大学で日本語を専攻して、ほぼ毎年休みのたびに来日。つい「どうしてそんなに?」と訊ねてしまいました。「好きになったから」とのご返事が。「好き、って、誰か個人への恋愛感情とか、タレントのファンになるようなこととは違う。色んな日本人と話して日本が好きになったから」…うんざりするような国内ニュースばかりだけれど、日本も日本人も、そんなに捨てたものじゃないのかも。
 
 在学中にも名古屋の日本語学校に短期留学したSさんは、卒業後、本格的な留学生活に入ります。名古屋の日本語学校、東京の専門学校、北海道の大学院と、あらゆる学校を制覇、「日本は地方によって習慣が全然ちがう。でもいろいろあってそこがまた好き」とSさん。対話をして、良さを認めて、多面性を知って、受け入れる。Sさんの留学生活は、そんなふうに展開したのでした。〔水無月〕
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