ネパール地震被災地復興支援 医療奉仕活動

当法人会員が5月23日、クシャデリ村(Kushaderi, Kauvrepalanchok)という地震の被害が大きかった地域にネパールの現地医師と共に医療奉仕活動と被災地視察をしてきました。

活動時間としては準備の時間も含めて、朝の9時から夕方の5時くらいまで。活動現場には8人の医療の専門家が参加し、現地の被害に遭った人たちの診察をし、薬を処方しました。奉仕が実際に開始される前のスバシュさんの話では、このときに診察を受けに来た人たちは様態が、すぐに治療しなくてはいけないというほどひどくないと政府から判断され、政府から治療を受けられなかった人たちだということでした。

ネパール9
実際の診断結果を見ると、全341人の人たちが診察を受けに来た中で診断された主な症状は、腰や関節の痛みなどの外傷で、そのほかには胃炎や気分が優れないという症状が目立ったということでした。

医療奉仕活動の中で被災者を慰労し、勇気づける歌をつくり、ネパールで有名な2人の歌手が参加していたこともあり、歌を歌いながら、治療を受けにきた方々に力を与えていきました。その曲がTV番組でも紹介され、復興ソングとして知られるようになりました。

ネパールテレビ番組
また、5月25日から27日までカトマンズ近郊の4つの学校の視察をして、校長先生から学校の被災状況や子供たちの様子を確認しました。また、山奥には倒壊した家屋が多くありました。

6月学校が始まってからカトマンズ近郊の4つの学校と深刻なダメージを受けているゴルカ市に行き、医療奉仕活動と子供たちへの慰労のコンサートを歌手の方々と共に行う予定です。

被災地支援11

 

 

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